給付金の財源は?
- ookoo-ro
- 7月14日
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更新日:8月7日
参院選が近づいている。
各政党、各候補者は、票獲得のため、有権者の関心を引きそうな公約のアピールに躍起だ。
公約で目立つのは給付金の支給だが、財源はどこにあるのだろう。
新聞報道によれば、自民党は、税収の上振れ分が2兆円余りあるから、それを財源にすると説明している。 要するに、税金収入が当初の見込みより2兆円余り多くなることが分かったから、それを給付金の財源に充てるということだ。
それだけ聞くと、なるほどという気になる。
しかし、年間の国の予算は約70兆円なのに歳出は約110兆円で、毎年赤字が続いている。これまでの累積赤字、つまり国の借金は約1100兆円にのぼる。これは、全国民が1人当たり1500万円借金を負わされているということだ。
税収が2兆円多いからそれを財源にばら撒くという政党、政治家は、1100兆円の借金の返済についてどう考えているのだろう。
きっと子どもや孫の代になってもこの国の借金は増える一方て、決して減ることはないだろう。
個人の場合、借金を返せないときは、最後の手として、破産して借金を帳消しにする方法がある。
国の場合は、どうするのだろう。
政治家に尋ねてみたいと思うのは私だけだろうか。



