top of page
検索

拘禁刑の導入について

  • ookoo-ro
  • 6月8日
  • 読了時間: 1分

6月1日から拘禁刑が導入された。明治時代から100.年以上存続してきた懲役刑と禁錮刑を廃止し、拘禁刑に統一した。

刑罰を「償わせ、懲らしめる」から「教育更生による再犯防止」に変更するそうだ。

拘禁刑では、受刑者の状態や特性に応じて24に分類し、きめ細かい処遇を行う。例えば、高齢者には体力向上プログラムを、薬物中毒者には薬物治療プログラムを、若年者には教育、学習に重点をおいたプログラムを実施するようなイメージだろう。

まさかフィットネスクラブや薬物治療病院や専門学校のような施設にはならないだろうが、被害者の気持ちを考えると、刑務所が雨風がしのげ、3食付きで、しかも快適な生活施設になるようなことがないように注意して運営してほしいと願う。


 
 

最新記事

すべて表示
小学生向け授業

数週間前、ある小学校で、4年生向けの授業をした。花屋さん、畜産業者、医師など複数の社会人が講師として呼ばれており、各教室に分散して、20人ほどの児童を前に30分ほど職業紹介をするというものだった。 4年生を相手に、どんな話をすれば興味を持って聴いてもらえるか悩んだが、自分が一番相談を受けることが多い相続の話をした。 授業中、4,5人の児童から質問が出るなど反応は上々で、あっという間

 
 
共同親権

令和8年4月1日から共同親権が導入されることになった。 現在の民法では、離婚する夫婦に未成年の子どもがいるときは、必ず父母のどちらかを親権者に決める必要があり、単独親権しか認められていなかった。 親権とは、未成年の子どもの身上監護と財産管理を行うことができる権限で、身上監護権に基づいて、親権者は子どもの生活場所を決めたり、進学先を決めることができ、財産管理権に基づいて、子どもの預金を

 
 
「モームリ」の摘発

退職代行サービスの提供で近年急成長を続けていた会社に強制捜査のメスが入った。 (1)弁護士の資格がないのに報酬を得る目的で法律事務を取扱う(報酬をもらって、労働者に代わって退職の手続きをする中で、使用者と残業代などの請求をして交渉するなど)行為と(2)報酬を得る目的で、弁護士に法律的な事務を紹介する行為を行った疑いが持たれているようだ。 これらの行為は非弁行為といわれており、2年以下の拘禁刑または

 
 
bottom of page