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山上徹也被告人の無期懲役判決について

  • ookoo-ro
  • 2月3日
  • 読了時間: 2分

安倍元首相を射殺した山上被告人に対して、先日、奈良地裁の裁判員裁判で、無期懲役判決が下された。

刑法199条は、人を殺した者は、死刑、無期、または5年以上の有期懲役刑に処すると定めているから、裁判所は、死刑よりも軽いが、有期懲役刑よりは重い刑を選択したことになる。

群衆の中で殺傷能力の高い銃を発砲する行為自体、他にも複数の被害者を出す恐れのある危険性の高い行為というのが、無期懲役を選択した主たる理由のようだ。

私は、弁護士という仕事柄、罪を犯した被告人(加害者)の側で弁護をすることになるが、被害者の立場で事件を考えていることが多い。

安倍氏の立場でみると、自分は命を奪われて人生を半ばで絶たれたのに、有期懲役刑の加害者は20年ほど服役すれば、社会復帰して天寿を全うできるというのでは納得できないだろうと思うだろう。

報道によれば、山上被告人は、判決の翌日、面会に来た人物に対して、無期懲役は覚悟していたと述べたそうだが、弁護人は、刑が重すぎるという理由で、高裁に控訴する意向のようだ。

弁護人と山上被告人の間で、判決後、どのような話合いがなされたのかは知る由もないが、被告人が無期懲役を覚悟していたというのが事実だとしたら、被告人の意向を尊重するのも一つの弁護方針だと思う。

 
 

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