top of page
検索

山上徹也被告人の無期懲役判決について

ookoo-ro
2月3日
読了時間: 2分

安倍元首相を射殺した山上被告人に対して、先日、奈良地裁の裁判員裁判で、無期懲役判決が下された。

刑法199条は、人を殺した者は、死刑、無期、または5年以上の有期懲役刑に処すると定めているから、裁判所は、死刑よりも軽いが、有期懲役刑よりは重い刑を選択したことになる。

群衆の中で殺傷能力の高い銃を発砲する行為自体、他にも複数の被害者を出す恐れのある危険性の高い行為というのが、無期懲役を選択した主たる理由のようだ。

私は、弁護士という仕事柄、罪を犯した被告人(加害者)の側で弁護をすることになるが、被害者の立場で事件を考えていることが多い。

安倍氏の立場でみると、自分は命を奪われて人生を半ばで絶たれたのに、有期懲役刑の加害者は20年ほど服役すれば、社会復帰して天寿を全うできるというのでは納得できないだろうと思うだろう。

報道によれば、山上被告人は、判決の翌日、面会に来た人物に対して、無期懲役は覚悟していたと述べたそうだが、弁護人は、刑が重すぎるという理由で、高裁に控訴する意向のようだ。

弁護人と山上被告人の間で、判決後、どのような話合いがなされたのかは知る由もないが、被告人が無期懲役を覚悟していたというのが事実だとしたら、被告人の意向を尊重するのも一つの弁護方針だと思う。

 
 

最新記事

すべて表示
熊本地震

熊本地震から明日で1か月になる。  テレビで、高齢者の被災者が体育館らしき建物のひさしの下で、うちわを扇ぎながら座り込んでいる姿を何度も見た。  物心ついたころから「日本は地震大国」だと聞かされてきたし、実際、日本各地で地震が起きている。  災害時の避難場所として指定されている公立の小中高校の体育館への冷房化率は、全国平均で30 %程度、宮崎県は10 %程度にとどまるそうだ。  行政も、政治家も、

 
 
大河ドラマ「西郷どん」を観て

夏季休業中に、レンタルビデオで「西郷どん」を観た。 2018 年に放映された大河ドラマだ。  1年ほど前にもビデオで全話通して観て、自分が西郷隆盛のことを何も知らなかったことを痛感した。この1年、南州墓地や維新ふるさと館を訪れ、改めて、明治維新で西郷がどれほど重要な役割を果たしたのか、その西郷がなぜ新政府を去って鹿児島に帰ったのか、なぜ西南戦争に突き進むことになったのかを丁寧に見直してみたくなった

 
 
夏季休業のお知らせ

誠に勝手ながら、大塚法律事務所は、8月10 日から14日まで夏季休業させていただきます。ご迷惑をおかけしますが、御了承下さいますようお願いいたします。

 
 
bottom of page