「龍馬伝」を観て
このシルバーウィークは、大河ドラマ「龍馬伝」を48 話全話観た。
龍馬役の福山雅治に興味がなく、これまで観たいと思わなかったが、幕末を描いた大河ドラマ「新撰組」、「篤姫」、「西郷どん」、「翔ぶがごとく」と集中的に観て、俄然、倒幕運動から明治新政府樹立にかけての近代国家の産みの苦しみ、ダイナミズムを知り、坂本龍馬の視点から観た幕末を知りたくて「龍馬伝」を観ることにした。
番組を観て、薩摩藩(鹿児島県)や長州藩(山口県)だけでなく、土佐藩(高知県)にも多数の魅力的で優れた人材がいたことを知ったが、それと同時に、我が宮崎県にはそういう人材はいなかったのだろうかという疑問が浮かんだ。
調べてみると、宮崎県内には、延岡藩、高鍋藩、佐土原藩、薩摩藩の一部、飫肥藩という5つの小藩が分立しており、藩主の下に統制の取れた動きができなかったこと、どの藩も財政的に苦しく、西洋式の銃火器や軍艦を揃えることが困難であったことが、政治への影響力の乏しさの背景にあるようだ。
来年の大河ドラマ「逆賊の幕臣」は、幕府側から見た幕末が描かれるそうだ。同じ出来事でも、それを見る人の立場によって正義にも悪事にも変わる。楽しみだ。



