自衛隊練習機墜落事故
- ookoo-ro
- 5月23日
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更新日:7 日前
新田原基地所属の練習機が愛知県で墜落事故した。2人の隊員の死亡が確認された。
基地の司令は、「かけがえのない仲間を失ったことは痛恨の極み」「この悲しみを二度と繰り返さないと固く誓い、これまで以上に使命感を持って訓練及び任務に全力を尽くす」とコメントしたそうだ。
これまで何度も自衛隊機は墜落事故を起こしている。
「二度と繰り返さない」ためにどのような対策を取るつもりなのか、「使命感を持って訓練に全力を尽くす」というのは、精神論であって、墜落事故の再発防止策ではない。
再発防止のためには、事故原因の究明が不可欠のはずで、事故原因の究明に最も重要な資料はフライトレコーダーだろう。
報道によれば今回の訓練機にフライトレコーダーは搭載されていなかったとのことだ。
なぜ練習機にフライトレコーダーを搭載していなかったのか、なぜ今後は練習機にフライトレコーダーを搭載するという対策を取ると言えないのか、不思議でならない。
事故原因究明がなされないまま、事故は過去の出来事になり、忘れ去られていく。
自衛隊幹部には、せめて2人の隊員の死を将来の事故防止のために活かしてほしいと思う。