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ワールドカップを観戦して

ookoo-ro
7月9日
読了時間: 2分

 今回のワールドカップは、日本が「優勝を狙う」と公言していたこともあり、これまでになく、熱心に応援した。

 残念ながら、日本はブラジルに負けてしまったが、その後もテレビで、強国同士の真剣勝負、スター選手の技に感動をもらっていた。

 ところが、先日、アメリカの主力選手がレッドカードをもらった。レッドカードをもらった選手は、その試合で退場処分となるだけでなく、次の試合に出場できないというペナルティが課されるというのが、ルールだ。

 ところが、アメリカ大統領が、ワールドカップを運営するFIFAの会長に対し、出場停止はおかしいという趣旨の電話をかけて間もなく、FIFA は、レッドカードをもらったアメリカの選手が次のベルギー戦に出場することが可能な処分をした。

 スポーツに介入する政治家にもあきれるが、それに迎合するようにルールを曲げたFIFA にもがっかりした。

 しかし、意外だったのは、ベルギーの反応だった。さすがに、ベルギーは、今回の前代未聞の特例措置に何らかのクレームは出したのだろうが、試合には参加した。

 結局、その試合でベルギーはアメリカに勝ったのだが、もし、アメリカが勝っていたら、しかも本来なら試合に出ることができなかったレッドカードの選手の決勝点で勝っていたら、ベルギーはどういう態度を取っていたのだろうか。ベルギーだけでなく、アメリカを除く他の参加国は、その結果を受け入れたのだろうか。

 今回の政治的介入に対するFIFA の対応は、ワールドカップ自体を崩壊させかねない危うい行為だと思う。


 


 
 

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