top of page
検索

水原一平氏の判決

  • ookoo-ro
  • 2025年2月10日
  • 読了時間: 2分

2月7日、カリフォルニア州の連邦地裁が、水原氏に対し、大谷選手の口座から約26億円を騙し取ったとして、検察官の求刑どおり禁錮4年9カ月と大谷選手への26億円の賠償を命じる判決を下したそうだ。

水原氏の弁護人は、ギャンブル依存症という病気が原因であることや大谷選手から支払われる通訳の仕事に対する報酬が安くて経済的に困窮していたこと等を理由に、禁錮1年6月が相当と主張していたそうだが、上記の通り求刑どおりの判決であった。

被害金額の大きさからして、そもそも求刑自体が軽すぎるように思うが、アメリカにはアメリカなりの量刑相場があるのだろう。

私が気になったのは、判事が、水原氏が判事宛に提出した手紙の内容について、「信用できない」として、情状酌量をしなかった点だ。

刑事弁護人の仕事は、少しでも被告人の刑を軽くするように裁判官に働きかけることだから、私も裁判を控えた被告人に「裁判官宛に反省文を書いてみてはどうか」と勧めたことはあるが、あくまで被害者に対する謝罪の気持ちを書くのであって、言い訳と受け取られかねないことは書かないように助言するようにしてきた。

今回の手紙は、「ギャンブル依存症という病気のため仕方なかった」とか「大谷選手からの報酬が安くて経済的に困窮していたため仕方なかった」などと弁明を書いたら、判事からそれが「信用できない」と判断されたらしい。

弁護人は、なぜ言い訳を書かせたのか、なぜすぐにウソと分かるようなことを書かせたのか理解できない。

私なら、言い訳ではなく、大谷選手への心からの謝罪文を書くように助言しただろう。

結局、正直に認めるべきものは認め、謝罪し、反省するのが、刑を軽くするベストな方法だと思う。



 
 

最新記事

すべて表示
サッカー観戦

先日テゲバジャーロ宮崎とバンファーレ甲府の3位決定戦を観戦した。テゲバが2対1で勝ち、J2,J3所属の40チーム中、3位が確定した。  テゲバが得点すると、応援席は歓喜の嵐で、それまで他人だった前後左右の人と、まるで友人のように自然にハイタッチできるから、不思議だ。  サッカー観戦の醍醐味はやはり応援しているチームが得点した瞬間と、試合終了のホイッスルが鳴り、勝利が決定した瞬間だろう。  わずか数

 
 
阿部監督の逮捕

先日、巨人軍の阿部監督が、自宅で18歳の長女に対して暴行したという容疑で、現行犯逮捕された。  報道によれば、長女は、暴行を受けた直後、Chat GPT に相談し、児童相談所に連絡するようアドバイスを受け、児童相談所に連絡したところ、児童相談所が警察に通報し、警察が阿部監督宅に行き、逮捕したらしい。  長女は、父親が逮捕されるとは思ってもいなかったようである。  逮捕とは、強制的に身柄を拘束する公

 
 
16歳少年らによる強盗殺人事件の雑感

栃木県で、69 歳の女性が殺害される事件が起きた。警察は、実行犯としていずれも16歳の少年4人を強盗殺人罪の容疑で逮捕した。  これから、少年らの背後に犯行を指示した主犯格の首謀者がいるのか、捜索が本格化するだろう。  テレビのコメンテーターが「まだ16歳で判断力が乏しい少年たちが」云々と言ったことに違和感を持った。  強盗殺人罪の法定刑が「死刑または無期拘禁刑」であることは知らないまでも、16歳

 
 
bottom of page