今年の12月8日、宮崎市で開催される青島太平洋マラソン2024にエントリーした。昨年も同大会の「フルマラソンの部」にエントリーした。
昨年は「10年前の同大会で42.195キロを6時間20分前後で「完歩」できたのだから、きっとなんとかなるだろう。」と全く練習せずに出走した。
スタート地点のスタジアムから5,6キロメートルあたりで膝の関節が痛くなった。早歩きに切り替え、痛みをごまかしつつ歩を進めたが、痛みは強くなる一方で遅々として進まない。
結局、12キロメートル付近の宮崎市役所手前の橘橋を下りながら、関門手前数十メートルの地点で、ボランティアの方々の「関門閉鎖時刻」までのカウントダウンが「3,2,1、0」と響き渡り、失格者として、リタイア者専用バスに回収された。
リタイヤ者専用バスの中はほぼ満員であったが、誰もが、ぼんやりと窓外に目を向け、押し黙っていた。
そのときの教訓を踏まえ、今年は、フルマラソンの部ではなく、短い距離にエントリーしようとしたが、申込開始の当日に「3キロメートルの部」どころか「10キロメートルの部」も定員に達して締め切られていた。
そこで、今年はエントリーを見送り来年再エントリーするか、定員に達していないフルに今年もエントリーするか数日迷ったが、後者にした。
今年見送れば、2度とエントリーすることはないような気がした。「性懲りもなく」という言葉がピッタリだが、子供のころから走るのが大嫌いな自分にとって、完歩ではなく、「出走(参加)する自体ことに意義がある」と屁理屈を付けた。
出走まで半年を切っているが、ご近所のウォーキングから始めてみようかと思っている。
30年以上前の司法試験受験生だったころ、司法試験予備校通いをサボって将棋道場に入り浸っていた時期があった。軽い気持ちで、当時、アルバイトをしていた塾の小学校4年生くらいの男の子にその話をしたら、数日後、その男の子から「お母さんに先生のこと話したら、『極楽とんぼ』って言ってたけど、どういう意味?」と真顔で尋ねられた。
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