以前、新年早々物損事故を起こしたというフログを書いた。
その後、相手方が診断書を警察に提出したとのことで、物損ではなく、人身事故扱いとなった。事故から数日経って、首や腰に痛みが出るのは珍しいことではないから、相手方には本当に申し訳ないと思う。
今日、警察署に呼ばれて、事故の調書を作った。被疑者調書である。
被疑者調書を作るのは、大学生3年生の春、学生寮の駐輪場に置いてあった自転車で北区飛鳥山公園に看護学生との合同コンパに行った帰り、帰り道に迷って道を尋ねに立ち寄った交番で、遺失物横領罪の疑いをかけられた時以来、人生で2度目だ。その時は、「寮の共用自転車を使っただけで横領はしていない」と説明したら、交番は警察署に「応援」を呼び、駆けつけた10人ほどの警官から代わる代わる「認めないならしばらく帰れないぞ」と言われ、そのまま朝まで帰寮できないと寮の門限破りが発覚して退寮処分になるのが怖くて、結局、犯行を認める調書に指印を押し、指紋を採取されて解放された。
今回の罪名は、自動車運転過失致傷罪だが、指紋は採取されなかった。私の指紋は、大学生の時の一件で、すでに警察庁のデータベースに登録されているからかもしれない。
今後、事件記録が検察庁に送致された、検察官が起訴、不起訴を判断し、起訴されれば、裁判所が懲役刑か罰金刑かを判断する。
大学生の時の一件今も納得のいかない情けない結末だった。
今回の事故は自らの不注意が原因だから当然の報いである。